礼拝で「聖書朗読」のプログラムになると、上級生が聖書をめくる音が聞こえます。初めていっしょに礼拝を捧げた日は、1年生はその音に驚いて、後ろに座っている2年生を真ん丸の目で見ていました。
「早く聖書がほしいなあ...」
1年生はその思いをふくらませてきました。

 

そして、待ちにまった聖書授与式の日。1年生全員がそろって、校長先生から聖書をいただくことができました。礼拝堂の壇上で、一人ひとりが聖書を受け取りました。

 

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子どもたちは、友だちが聖書をいただく姿をにこにこしながら見ていました。でも自分がいただくと、心は聖書にくぎづけです。

 

真剣な目で聖書を開き知っている聖句がないか探したり、担任が記名した扉のページを開けて友だちを見比べたりしていました。

 

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校長先生は40年間使ってきた聖書を見せてくださいました。その聖書の側面が金色であることに1年生は驚き、
「いいなあ!」
「聖書を長く読んでいると、金色になるの!?」
と口々に言っています。

 

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「聖書の言葉は、みんなを勇気づけ、さびしいときに助けてくれ、慰めてくれます。たいせつに読んでください」
と校長先生からお話がありました。

 

聖書の先生からは、
「みんな同じ聖書に見えますが、みんなが手にしているのは世界に1冊しかない聖書です。担任の先生に名前を書いてもらい、あなただけの聖書なのですよ」
と教えていただきました。

 

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このあと、みんなで聖書をくださった神さまへの感謝と、聖書の言葉を読むのを助けてくださいとお祈りを捧げました。

 

教室に戻ってからも聖書を開いてみました。礼拝堂へ聖書を持っていって、礼拝を捧げられる日を楽しみにしている1年生です。

 

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