1年生は国語の授業、家庭学習で
4月から毎日、音読を続けてきました。

 

作者の思いや登場人物の気持ちを考え、
それを音読表現することに励んできたのです。

 

使い続けた音読詩集『おんどくの森』にも貫禄がつきました。

 

 

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学習発表会では音読の力をさらに一歩進め、
群読に挑戦しました。

 

 

一人で取り組む音読と違い、
友だちと声を合わせなければなりません。

 

そのためには、友だちの声を聞くことも必要です。

 

「声がそろわない」
「友だちの声が聞こえない」

 

と、うまくいかないこともありましたが、それでも、

 

「皆で、詩の作者の気持ちを伝えたい」

 

という一心で練習に励みました。

 

1年生は、このような練習を「楽しい」と感じていました。

 

 

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英語を含めて9編の詩を群読し、
最後は宮沢賢治「雨ニモマケズ」を群読して締めました。

 

会場から大きな拍手をいただいたことが、
1年生の大きな自信になりました。

 

 

学習発表会の後も、1年生が力を発揮する場所は
学校生活の中にたくさんあります。

 

9月の贈呈式でいただいた聖書。

 

 

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指定されたページを自分で探して、
開くことができるようになりました。

 

 

大縄跳びができるようになっただけでなく、
自分たちで縄を回すこともできるようになってきました。

 

 

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連続跳びに挑戦しているグループもあります。

 

 

絵の具の使い方にも慣れ、はさみと糊を使いこなし、
顔のコラージュを楽しみました。

 

 

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原稿用紙に作文を書くことも大好きです。

 

入学後、初めて作文を書いたのは、4月の終わりでした。

 

そのときは、3つの文からなる作文でしたが、
今は原稿用紙2枚をさらっと書き、
読み直すこともできるようになりました。

 

 

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作文だけではありません。
字も立派になりました。

 

5月に書いた名前と今書いたもの。
大きな違いです。

 

「昔書いた字は、ふにゃふにゃあだあ!」

 

と言いながら、上達を喜び、友だちの字を見て、

 

「上手になったねえ」

 

と褒めていました。

 

 

学校生活の1年目。

 

1年生の成長は、とても大きく、しっかりとし、
しかし愛おしい、はじめの一歩です。