10月6日は関東学院の創立記念日です。

小学校では創立記念礼拝として卒業生をお招きし、

在校当時の思い出や後輩へのメッセージを語っていただいています。

 

ことしの記念礼拝には

吉田要士(よしだ ようじ)さん(1985年卒・29回生)が来てくださいました。

 

 

吉田さんは現在、劇団スイセイ・ミュージカルのトップ俳優としてご活躍です。

 

「ぼくはみなさんと同じようにこの関東学院小学校で学びました。

小学校に入るまでは関東学院野庭幼稚園で、小学校を卒業してからは

関東学院中学校、高校、大学まで、18年間をずっと関東学院で過ごしました。

 

ぼくは、関東学院が大好きです」

 

吉田さんはそう、お話を始められました。

 

 

それから、小学校ではトランペット鼓隊に入っていたこと、

行事でダンスを踊るのが好きだったこと、

みどりの学校で劇の発表をしたときに友だちが喜んでくれたことを話してくださいました。

 

 

「ぼくがミュージカルに初めて出会ったとき、ビビビと心に感じるものがありました。
ぼくはお芝居が好きで歌を歌うことが好きでダンスが好き。
それでぼくは、ミュージカル俳優になろうと思いました」

 

礼拝堂の大きなスクリーンに「クリスマス・キャロル」の一場面が映し出されました。

 

のびやかな歌声、豊かな表情、舞台せましと踊る吉田さんの姿に

「ミュージカルが大好き」というお話が重なりました。

 

「ミュージカル『クリスマス・キャロル』のお話は

『人になれ、奉仕せよ』という関東学院の校訓そのものです。

 

『クリスマス・キャロル』は、

頑固で人に冷たいおじいさんが残りの人生をどう生きていくか、

悔い改めて人に奉仕をし、人を愛していく、そういうお話なのです。

 

ぼくのせりふにこんなものがありました。

『奉仕って言葉を知っているか?
愛、慈悲、・・・その意味が分かるか?』

 

ぼくはこのミュージカルをとおして、

関東学院での教え『人になれ、奉仕せよ』とはこういうことなんだ、と

あらためて出会うことができました。

 

今日をきっかけに、

みなさんにも『人になれ、奉仕せよ』の意味を考えてもらえればと思います」

 

 

11月29日(土)の「親子の集い」では、

吉田さんが出演する「クリスマス・キャロル」を劇場に出かけて鑑賞します。

 

先輩の活躍する姿、そしてクリスマスに起こる素晴らしい奇跡のストーリ―、

今から楽しみです。

 

親子の集い「クリスマス・キャロル」

 

劇団スイセイ・ミュージカル「クリスマス・キャロル」

 

 

2014100901

*ことしの創立記念礼拝は吉田要士さん

 

 

2014100902

*幼稚園から大学まで関東学院です

 

 

2014100903

*ミュージカル「クリスマス・キャロル」の一場面