特色ある教育

たくさんの出会いと経験、思考力・想像力を養う幅広い学習。関東学院小学校では豊かな心と確かな学力を育むための環境が整っています。

独自の教育カリキュラム

ほんの学校

友となる一冊が、自分を刺激し、自分らしさをつくり、想像力のつばさを手に入れ、世界をかけめぐり、時空を超えて羽ばたく。 本がもたらすチカラは無限です。関東学院小学校は、創立以来、本と触れ合う時間を大切にしています。

・朝の読書

本の世界に入り、想像のつばさを広げる時間。知らないことを知る、知的好奇心が満たされる時間。子どもたちは読む本を自分で選び、読書習慣を自然に身につけていきます。導入してから20年以上、朝読書は学校生活にしっかりと根づいています。

・お話会(にじの会・ももの会・子ども博物館)

月に一度、礼拝堂で「お話会」を開いています。1・2年生は「にじの会」、3・4年生は「ももの会」と呼び、先生がお話を覚えて語ります。身近な存在である先生が語ることも引力となって、子どもたちをお話の世界へ導きます。子どもたちは主人公といっしょにお話の世界を楽しみます。そして、これが豊かな心、創造性、そして読書へ導きます。また「子ども博物館」は、ノンフィクションの分野から、教師が得意なテーマについて話します。科学のふしぎ、芸術のゆたかさ、社会のしくみなど、子どもの興味、関心を広げます。

・作家を招いた講演会

子どもの本の作家を招いて講演会を行います。物語が誕生するいきさつや、物語を通して作者が伝えたかったことなど、直接お話を聞くことができます。子どもたちは講演会までに課題図書を読み終えているので、作家に聞きたいこともたくさんあります。斉藤惇夫さん、角野栄子さん、杉山亮さん、富安陽子さん、岡田淳さん、斉藤洋さん、松岡享子さん、吉野万理子さん、村上雅郁さん…読書の楽しみが広がります。

・ブックフェア

秋の2日間、教文館ナルニア国の協力でブックフェアを開催しています。おすすめの児童書が展示され、手にとって見ることができます。また、購入することもできます。

・関東学院小学校の100冊

子どもたちに読んで欲しい本のリスト「関東学院小学校の100冊」を選定しています。その100冊を学年に応じて学級文庫に配架します。すぐに手にとって読めるようにしています。

・読書ノート

子どもたちが読んだ本の記録を残すためのオリジナルのノートです。読書期間や感想などを記すことで、読書生活を深め豊かにします。

・こども読書週間

「好きな本を写真で紹介しよう」と呼びかけるこども読書週間。好きな本と一緒に撮った写真を、スライドショーにして放映します。友だちの紹介する本を知り、手に取ることは、子どもたちの大きな楽しみです。

ICTを活用した教育

デジタル機器や情報ネットワークを使って授業を行うのはもちろん、1年生から6年生の全児童がひとり1台のタブレット端末を持ち、新しい文房具のひとつとして、さまざまな学習場面で活用しています。先生との双方向のコミュニケーションや、グループ単位の協働学習などを通して、楽しみながら意欲的に学習に取り組む姿勢と、これからの情報化社会で役立つ力を育てています。

・ICTを活かした新しい学びの姿を

インタラクティブ・ホワイトボード、全館Wi-Fi、AppleTV、デジタル教科書など学習を支えるICT環境を整え、動画や音声を用いて子どもたちの授業への関心を高め、理解や習熟を図るための利用を進めています。また、全児童に1台のタブレット端末(iPad)を配備し、学習支援アプリを導入することで、探究学習や協働学習の幅を広げ、プレゼンテーションなどで効果的にアウトプットする力を育んでいます。タブレットは自宅での学習の振り返りや、先生から出された課題への取り組みなどにも利用されています。

・プログラミング的思考と情報活用能力の育成

プログラミング教育が制度として導入される以前から、結論を見通して段取りをつけ、起こりうる状況を想定して手順を考えるプログラミング的思考を育む学習単元を開発し、各教科を通じてプログラミング教育を進めてきました。また、タブレットではViscuit、Scratchなどのビジュアル型プログラミング言語やLEGO®を用いて楽しみながらプログラミングの基礎を学びます。それらの学習を通して、創造の源となる思考力や、問題発見力・解決力を育むとともに、情報モラル教育にも取り組みながら、AI時代に輝ける人の育成を目指しています。

・授業をアップグレードするMetaMoJi ClassRoom

授業支援ツールとしてMetaMoJiを導入し、魅力ある授業づくりに取り組んでいます。MetaMoJiは、一人ひとりの学習状況をリアルタイムに把握できる授業支援アプリで、一斉学習・個別学習・グループ学習といった授業シーンに合わせてノートを作成できるほか、子どもたちの意見共有もスムーズに行うことができます。アウトプットの表現手段が増えたことで、意欲的な学びにつながっています。

・新型コロナウイルスへの対応として

GIGAスクール構想が打ち出される以前から関東学院小学校ではタブレットの導入を進めてきました。新型コロナウイルス感染症拡大などにより万一休校になった場合も、オンラインで授業を行えるほか、独自に作成した教材動画で学習したり、児童のノートをチェックして遠隔で指導をしたり、さらには学習発表もタブレット上でできるなど学習機会を確保できる体制を整えています。

英語教育

英語の技能は4つから5つへ。関東学院小学校では、「話す」技能に「やりとり・対話」の技能もくわえて多様な背景を持つ人々とコミュニケーションを図ることを促進し、英語教育を言語教育として捉えながら母国語である日本語との関わりも考え、グローバル社会の中で、互いに理解し合い、自己を表現するために活用できる新しい英語教育のあり方を目指しています。

・1年生からスタートする英語教育

日本人の先生と外国人の先生がチームを組んで指導するT.T(チーム・ティーチング)を取り入れ、低学年では「聞く・話す」を中心に、中学年から高学年にかけては「書く・読む」も取り入れて学習します。1・2年生ではゲームをしながら単語やフレーズをシャワーのように聞くことで、英語を学ぶ楽しさを体験的に学習します。フォニックス学習法により発音と文字のつづりの関係をおぼえ、6年生までに英語の正しい発音、読み書きの基礎を身につけます。高学年になると、ベルリッツ・メソッドによる英会話の授業が週1時間あるほか、TGGやイングリッシュキャンプでの英語体験も実施。英語への親しみを教室から世界へ広げます。

・ベルリッツ・メソッドで対話力をアップ

5・6年生はベルリッツとの提携による英会話レッスンを実施し、コミュニケーション力の向上を目指します。ベルリッツ講師による授業は週1時間、1クラスを3つに分けて12人の少人数制で行います。授業中は全て英語のオールイングリッシュ。ゲームや、さまざまなシチュエーションを想定した会話をしながらコミュニケーション力を身につけます。講師はベルリッツ・メソッドに習熟した英会話教育のエキスパートなので、児童一人ひとりの表情や反応を見ながらフレンドリーに授業を進めます。

・TGGでの英語体験

TOKYO GLOBAL GATEWAY(TGG)は、2018年に東京・青海にオープンした革新的な体験型英語学習施設で、関東学院小学校では5・6年生が校外学習活動の一環として訪れます。ホテルやエアポートなどを再現した空間で日常会話に挑戦するほか、効果音を作ったり、コマ送り作品を作ったりするセッションを英語で体験。子どもたちからは「英語が通じて感激した」「英語がもっと好きになった」という声があがっています。

・イングリッシュキャンプ

5・6年生の有志が参加するイングリッシュキャンプは、学校を出発し、学校へ戻るまで全て英語で過ごす、ホームステイ気分が味わえる英語漬けの3日間です。最終日には成田空港での突撃インタビューを実施。「理解できた!」「伝えられた!」という英語によるコミュニケーションの成功体験を積み重ねて、よりいっそう学習意欲を高めます。

哲学の授業

4~6年生対象の授業です。哲学は、問題が何であるかをまず考えます。そこから、テーマを決めてグループで自由に意見を出し合います。自分で考え、他人の意見を聞くことで、ものごとを深く考え、多面的にものを見る目が育っていきます。

“夢たまご”コンサート

バッハの音楽を世界に発信しているバッハ・コレギウム・ジャパンのみなさんをお迎えして、礼拝堂でクリスマスコンサートを開催しました。著名なオルガニストの指づかいに目を見張り、アカペラで奏でられる合唱曲に心洗われる思いで聴き入っていた子どもたち。本物の人・もの・コトに触れ、夢のたまごを手にします。

“夢たまご”けん玉

日本けん玉協会から世界チャンピオンが来てくださり、本物の技を見せてくださいました。華麗な技に魅せられた子どもたちはけん玉のとりこになって練習に励み、検定に挑戦。準初段に合格する子も出ています。

総合的な学力形成

いきいきと学ぶ子どもたちを、独自の教育カリキュラムで成長へと導く。基礎学力の向上から応用まで、自ら取り組む意欲を育み、一人ひとりの能力を最大限に引き出します。

週時間数(2021年度)

 
礼拝・体操・読書・学習  
1年生 5 5 5 5 5 25
2年生 5 6 5 5 5 26
3年生 6 6 6 5 6 29
4年生 6 6 6 6 6 30
5年生 6 6 6 6 6 30
6年生 6 6 6 6 6 30
  • 標準よりも多く時間数をとり、教科の充実をはかるとともに、社会科見学、体験授業、出前授業など本物に出会う学習にも力を入れています。
  • 1~4年生は週1時間、5・6年生は週2時間、英語のネイティブスピーカーによる授業を行っています。
  • 4~6年生は木曜日6時間目にクラブ活動(ぶどうの木)を行っています。
  • 放課後は曜日を決めて補習を行っています。

算数の授業

基礎学力をつける計算テストや、次学年につなげるステップテストを行っています。また、発展的な課題を解決できるよう独自の学習プログラムを組んでいます。4~6年生は複数教員が担当し、中学入試レベルまで学力を向上できるよう、きめ細かな指導をしています。

国語の授業

全ての学びの基盤となる「ことばの力」を身につけ、豊かな人間性を育むための工夫をしています。ことばに立ち止まって読み深め、自分の考えを表現できることを大切にしています。また、基礎学力定着の一環として、年2回の漢字検定に挑戦しています。

社会の授業

「つながる学び」をテーマに、他者や地域社会との関わりやつながりを知り、未来へとつなげて考える力を身につけます。4年生は地域、5年生は日本や海外の国、6年生は過去や未来とのつながりを考え、気づきや問いを出し合い、課題を発見し、発表します。

理科の授業

基礎的な知識を十分に身に付ける授業に加えて、よく見て考える力を伸ばします。1つの事象に立ち止まり、なぜそうなるのか予想して仮説を立て、話し合い、実際に確かめます。自然の神秘や法則を実感をもって理解できる。そんな心を動かす授業がテーマです。

学力向上のための取り組み

・総合学力調査

学力を客観的に把握できる調査問題により学習内容の到達の度合いを経年で確認することで、意識調査とあわせて個人の成果と課題が分析できます。結果資料は個人面談で共有し、ふりかえりの学習と家庭でのケアに役立てます。

・漢字検定

漢字の読み書き能力をはかるために、当該学年に応じた級の取得をすすめています。4月の進級時には、前の学年の学習を終えていることが確認できるようになっています。1年生の学習内容に相当する10級に始まり、最終的には6年生で全員が5級以上の取得を目指します。